江南の運河と庭園で知られる美しい水の都･蘇州は、白壁と黒瓦の家並みが立ち並び、縦横に水路が走ります。蘇州観光の目玉は、やはり庭園と運河沿いの散策。蘇州四大庭園の一つで、世界遺産に登録されている獅子林や寒山寺、古運河遊覧を訪れます。

【留園/世界遺産】
　中国四大名園としても名高く、明代に徐時泰が個人庭園を造園し、清代の18世紀末には劉恕により改築された劉園となった。更に清代の1900年頃に大規模な改築工事が行われ、留園と呼ばれるようになった。園内は４つの景区にわかれており、各々の楼閣が花窓や透かし実にさまざまで、１つとして同じものはないということです。廊壁には、歴代の名書家による３００点以上の見事な墨跡「留園法帖」もみらます。

【寒山寺】
　寒山寺は蘇州の楓橋鎮に位置して502～519年建てられ、1400年以上の歴史を持ちます。原名：「妙利普明塔院」で、唐代よりの伝説によりますと当時の名僧寒山と拾得は「天台山」よりここに行かれた住持していったので、寺名は「寒山寺」に改名されました。

【虎丘】
2500年以上の歴史を持ち「呉中第一名勝」であると呼ばれました。
虎丘の由来：2500年前の春秋時代、呉王阖闾は越国の大戦争中、負傷して、短い間に死ねました。数日後、墓は「海湧山」で埋葬しました。埋葬後の3日間白虎は山に蹲ったので、虎丘と改名されましたといわれました。